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今日もまたつまらない1日 5 

 最近この話を書くにあたって大きな問題がおき始めている
 行き当たりばったりでかくはずのこの記事の先を
 ついつい考えてしまうのである
 まぁ手前をちょこっと考えるのはよしとして
 ずいぶんと先まで考えてしまう
 これは私がよく失敗する手で
 たとえば勉強だって今日やったことの復習とかだと手がつくけど
 テスト勉強みたいな広大な範囲になるととたんに手が出なくなる
 これですよ
 私は小説を思いっきり先まで考えて話にしようとするから挫折する
 と・・・これを書き始めてから思った
 先を考え始めたら気分を変えて別のことを考えるようにしてます
 おかげさまで今から何を書くかは正直私にも未知数
 まぁ今日も行き当たりばったりで行きましょうか!!

 ちなみに美咲の服は相変わらず制服である
 それを前回書き加えるのを忘れてしまった・・・


 走る・・・
 美咲の向かう方向へ
 あの紫色のオーラは徐々に増大してるようにも見える
 それが近いのか遠いのかもわからない
 火月はただ前を飛ぶ美咲を追いかけた

 そのとき火月は自分の身体の異変に気づく
 おかしい・・・
 赤津美咲は街灯や木を高速で飛ぶように移動してると言うのに
 道を走るだけの俺がまったく彼女に引き離されない
 それに・・・走って全く息が切れない
 まるで走ることが歩くことと同じような・・・そんな感覚
 これはおそらく自分という存在があの忌まわしい存在に変わる寸前の前兆なのではないだろうか
 そうなるとやばい
 気を強く持たないと持っていかれる
 だが・・・この状況での身体能力の向上は好都合だ
 
 それから間もなく視界から美咲の姿が消えた
 「下に降りた!近いぞ」
 彼女が降りた先
 そこは人通りのない公園だった
 幼児用の遊具が置いてある公園ではなく
 整備された広場のような公園
 周りは植木やコンクリートのオブジェなどで
 きれいな作りになっている
 駅からはそう離れてはいない
 1キロ弱ぐらいだろうか
 火月は10m程先に一人立ち尽くす美咲に声をかける
 「赤津・・・」
 火月が一歩足を踏み出すと
 こちらを振り向かずにただ先を見たまま美咲は言った
 「それ以上・・・こちらに来てはいけない・・・」
 そう言われて火月の足が止まる
 「それ以上こちらに来ると・・・こちら側の世界に来ることになる・・・」
 「何を言って・・・」
 火月はそう言いながらさらに1歩2歩と踏み出していた
 すると一瞬にして空気が変わる
 まるで自分の体ごとあの紫のオーラに取り込まれたように
 この空間だけ別の世界であるかのように
 「だから・・・言ったのに・・・」
 確かここは公園だったはずだ・・・
 いや今も公園であることは確かだ
 だが火月がいる場所は公園とは違う
 視界が紫に包まれたいような空間
 「どういうことだ・・・」
 思わず声を上げて火月は周りを見回す
 すると美咲が見つめるその先にこの世のものとは思えないものがあることに気がつく
 「何だあれは・・・」
 この世のものとは思われない黒い光沢を放つものは
 2本足で立つ人型でありその身長は2m程度か
 だが明らかに人ではない・・・
 腕も足も黒いごつごつとした皮膚で覆われ
 その一つ一つがうごめいているようにも見える
 腕の先には人の2倍はありそうな手があり
 その指の一つ一つにまがまがしく鋭い爪のようなものが生えている
 目は赤く光り 口からは大きな牙を生やし 耳は人のものとは違い先が細長くとがっている
 頭はオレンジ色の髪が思いっきり逆立ち
 その形相はまるで鬼だ
 「赤津・・・あれは何だ・・・」
 火月は表情をこわばらせ美咲に問うた
 「あれは・・・人・・・」
 一瞬どきりとして美咲を見る
 「馬鹿を言うな・・・あれは・・・」
 「人には見えない・・・そう・・・あれはもはや人ではない・・・」
 それを聞いた瞬間
 心が反転する感覚を覚える
 「く・・・」
 火月は膝をついた
 まずい・・・ここにきて強くなってきやがった
 くそ・・・代わるわけには・・・
 火月が膝をつきそんなことを考えた瞬間だった
 !?
 美咲が火月のほうに向かって飛ぶ
 ガキーン
 そんな音を立て美咲は火月に攻撃しようとした化物の右手を剣で受け止めていた
 飛びのく化物
 たった一瞬でここまで・・・
 化物との距離は20mほどあったはずだ・・・
 「気を抜いたら・・・殺される・・・」
 美咲は化物を見据えたまま後ろで膝をつく火月に言った
 「この敵を相手に・・・私はあなたを守る自信がない・・・せめて・・・自分の身は自分で守って」
 そう言うと美咲は前方の敵に向かって飛ぶ
 そのスピードは先ほどの化物の速さにも匹敵する
 くそ・・・情けない・・・ただ足手まといなんて・・・
 自分なら何か出来るんじゃないかと・・・
 そんな考えは甘かった・・・
 これじゃ普通の人間より役に立たないじゃないか・・・
 ・・・
 はは・・・普通の人間か・・・
 そう考えてしまう時点で・・・俺はもう普通じゃないな・・・
 前方で金属と金属がぶつかる音が響く
 美咲の剣に対して化物は素手
 その化物の体が鋼鉄並みの硬さであることがわかる
 それに美咲の剣は両手で何とか扱える美咲の体にはでかすぎる剣だ
 対して化物は右手と左手のコンビネーションで応戦している
 美咲は攻撃を受けるだけで精一杯だ
 「く・・・」
 美咲は声を漏らすと後ろに飛びのきそのまま宙返りして
 その前方の敵に向かって札のようなものを投げる
 それが敵に触れると札は炎を上げて燃えた
 化物の叫び声があがる
 効いている
 しかしそのように見えたのが油断を招いた
 煙の中から突進してくる化物に気づかなかったのだ 
 !?
 気づいた美咲が飛びのこうとしたがもう遅い
 化物のでかい手に首をわしづかみにされる
 その一瞬の美咲の絶望を
 火月は見た
 やめろ・・・
 「やめろー!!!」
 一瞬のことだ
 火月体が反応したときにはすでに敵の懐にもぐりこんでいた
 そして黒いオーラをまとった左手で美咲をつかむ腕を殴り
 さらに間髪入れずに右手のこぶしで敵の腹を殴った
 化物は美咲を放すと大きく後ろに吹っ飛ぶ
 しりもちをついた美咲は火月の見上げその表情に恐怖心を抱いた
 殺意の沸いた表情
 それは化物が放つ紫のオーラとは比較にならない
 「や・・・」
 そう美咲が言葉を漏らすと火月は右手で頭を抱えてぶんぶんと頭を振った
 「く・・・大丈夫だ・・・」
 体から汗が噴出す
 今のはやばかった・・・完全に持っていかれたかと思った・・・
 おそらく俺自身も・・・あの化物と同じだ・・・
 完全に意識を乗っ取られれば・・・
 あのようになる可能性だってある・・・
 噴出す汗をぬぐう
 それだけはさけなければ・・・
 俺は・・・あんなふうにはなりたくない・・・
 あんなふうに・・・
 そう考えたとき火月はハッとして化物を見る
 「赤津・・・」
 火月は起き上がろうとする化物を見据えたまま言った
 「あの人を助けることは出来ないのか・・・?」
 美咲は目を丸くしいつもと変わらない口調で言った
 「できなくはない・・・」
 出来るのなら・・・それは俺にとっても希望だ・・・
 「できるんだな・・・」
 火月のその言葉にも力がこもる
 「敵が弱っているなら・・・私の浄化魔法が使える・・・でも・・・」
 そこまで言って美咲は言葉を濁す
 「でも・・・?」
 火月は聞き返した
 「最低でも・・・2分時間が必要・・・」
 2分・・・
 いけるか・・・
 いや・・・いける・・・
 たかが2分・・・
 「やれる・・・その間俺が敵を食い止めればいいんだろ」
 美咲はこくりとうなづくと立ち上がり剣を自分の前につきたて生まれて今までに聞いたことのないような言葉をつむぎ始める
 それがおそらく魔法の詠唱
 その魔法の詠唱を聞いてか化物は美咲に向かって飛ぶ
 「2分!!必ず食い止める!!」
 火月はそう言うと
 美咲を守るように化物の前に立ちふさがった
 化物は二つの腕で火月をなぎ払うように攻撃する
 それを火月は両手で受け
 さらにそのまま敵の腹に蹴りを入れた
 化物は後ろに吹っ飛び倒れる
 そのまま追い討ちをかけようと踏み込みを付けた火月だったがそこで踏みとどまる
 これ以上攻撃的になるな・・・
 自分を抑えることに集中するんだ・・・
 この敵ならそれでも十分対応できる
 「出来ることなら立つなよ・・・」
 そんな火月のつぶやきもむなしく
 敵は起き上がると火月に向けて突進する
 「くそ・・・」
 敵の右こぶしが火月の顔面を狙う
 それを火月は左手で受け
 同じく顔を狙ってくる左手も右手で受ける
 そして敵のこぶしをつぶすかのように両手に力を込める
 「このまま時間を稼ぐ」
 さらに両手に力を込めたそのときだ
 あ・・・え・・・?
 急に視界が真っ白な光で覆われる
 な・・・!?
 違う・・・意識を失いかけてる・・・
 初めて自分の意識で行う戦闘
 さらに長時間にわたって自分の中に入る存在を押さえつけたこと
 すでに己の精神が限界に来ていたことを火月は気づかなかったのだ
 最後の力を振り絞って叫ぶ
 「赤津!!!早く!!!もうもたないぞ!!!」
 「あと・・・30秒・・・」
 美咲のいつもと変わらぬ口調の中に焦りが見え始める
 火月は急に敵を押し出すと
 にぃっと笑みを浮かべ右手を振り上げた
 そのとき美咲は気がついた
 その恐ろしい笑み
 その振り上げた右手が
 敵ではなくこちらに向けられていることに
 美咲は体を縮め詠唱したままギュッと目を瞑る
 く・・・
 そっちじゃ・・・
 「ねぇ!!!!」
 火月は叫び振り上げた右手の平で敵の腹を打った
 それを見て美咲は倒れこむ敵に向けて跳んだ
 そして敵の体に光を帯びた剣をつき刺す
 「浄化」
 美咲が叫ぶと剣は光を解き放つかのように輝く
 すると化物の黒い皮膚が崩れ落ちていく
 やった・・・
 すべての皮膚が崩れ落ちたとき
 そこにいたのは20代ほどのスーツを着た男性だった
 「大丈夫・・・生きてる・・・」
 美咲から安堵の息が漏れる
 だが・・・
 「く・・・が・・・」
 火月は膝をつき体を抱え込む
 体から何かが噴出すような感覚
 !?
 美咲が駆けつけるのがわかる
 「俺はいいから・・・その人の治療・・・を・・・」
 「でも・・・」
 「これは俺の問題だ・・ろ・・・お前が何とかできる問題じゃない・・・違うか・・・?」
 そのとき美咲がどのような表情をしていた火月にはわからない
 もはや視界は白一面に覆われ意識も・・・
 美咲はスーツの男性の胸に手を当てる
 すると手が輝きだした
 スーツの男性の命はひどく弱っている
 このまま放っておけばいずれ意識が戻らず死ぬだろう
 美咲の回復魔法ならそれを回避できる
 美咲の手の光がいっそう強くなり
 美咲の額から汗が一筋こぼれる
 その暖かい光とは裏腹に
 火月の体からは徐々に黒いオーラがもれ始める
 本格的にやばいな・・・こいつは・・・
 歯をかみ締める
 もはや力なんて残っていない・・・
 このまま俺も化物のようになるのか・・・
 このまま化物になったら美咲はどうなるか・・・
 火月の頭の中にはもう絶望であふれ・・・化物になってからのことばかり考えた
 「火月君・・・?」
 その声に火月はハッと意識が戻る
 視界も徐々に徐々に回復していく
 「センパイ・・・?」
 真由は公園の入り口に立っていた
 美咲もそれに気づきハッとして男性の胸においていた手を離しバッ立ち上がり警戒する
 「今のは・・・何?」
 先輩が走ってこっちに近づいてくる
 「すごい!!今手光ってた!!」
 真由のその言葉に美咲は見られた・・・と下を向く
 「確かあなたは赤津さんよね!今のは魔法?そうでしょ!あなたには何かあると思ってたんだ」
 にっこりしながら話す真由は止まらない
 それを止めるように火月は立ち上がり
 先輩の両肩をつかむ
 「センパイ」
 そんな火月の言葉もお構いなし
 真由の言葉は続く
 「火月君も人が悪いなぁ 言ってくれれば良かったのに・・・やっぱり隠しておかないといけなかったの?」
 「センパイ!」
 肩を持つ手に力を込める
 「そうするとやっぱり火月君も何か力があるの?」
 その言葉にどきりとして火月はバッと手を離す
 「やっぱりあるんだ」
 ニッと真由は笑う
 「いいなぁ私もそういう力あればなぁ ねぇ どうやったらそういう力が手に入るの? 火月君はどうやってその力を手に入れたの?」
 !?

 パシーン!!
 心よりも先に体が反応した
 その音を聞いてか美咲もハッと顔を上げる
 俺は・・・センパイの頬をたたいていた
 センパイはたたかれた頬を抑えると
 これ以上にないくらい悲しそうな顔をこちらに向け
 背を向けて走りその場から消えた

 やっちまった・・・
 センパイと出会ってたったの二日・・・
 今日はすごく楽しくて・・・
 センパイにはすごく引き込まれたんだ・・・
 そんな関係がこれからも続くのかなと思うとうれしかった・・・
 それを今・・・この手で終わらせてしまった・・・
 時間がたつにつれて後悔が募っていく
 たぶん・・・あのときのセンパイの顔を・・・俺は忘れることは出来ないだろう・・・



 なんとか書ききったが・・・
 やっぱり戦闘シーンは難しい・・・
 緊張感もスピード感も伝わらない記述でちまちま書いてしまった・・・
 まぁそれでも続きが読みたいと思ってくれれば幸いである
  
 ちなみに飛ぶと跳ぶを使ってます
 最初は飛び跳ねる距離も結構なので
 飛ぶでいいかなと思ったんだけど・・・
 やっぱり頭の中では跳ねてるんだよね・・・
 だから最後に跳ぶを使った・・・
 間違いの訂正じゃないよ!!(ぁ
 意識して使い分けたんだぃ!!
 ってことにしておこう・・・
 
 

 
  
 
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